sensual/senseless

昨晩友人の女子芸大生とLINEでエロ話していたのだけど、男女の性的興奮ポイントの違いに改めて驚く。このような認識なくして男女の円滑な性コミュニケーションは困難であると思うし、互いの世界を知らないことを双方いまさらながら(僕は毎回のことではあるが)知らされる。

彼女は“したい”と感じたとき、あるいは今にも“する”という雰囲気になったときに、これから起こる出来事への予感や期待感から「濡れる」のだという。あるいはそこで起こっている出来事、例えば陰茎の膣挿入にまつわる想像から、とも。それはそうした予感や想像を可能にする感情的経験、つまり性体験への想像力なくしては不可能だろう。この点で女性が有利であることが生物学的な理由によるものかあるいは文化的なものかは判らないが、男性がもとより感情を伴う想像力において不利な立場にあることはまず間違いないように思われる。

こうした感情にまつわる想像力のことを、かねてより僕は感情資本と呼んでいる。あるいは今の文脈からすれば、より具体的に官能資本と呼ぶ方がよいかもしれない。こうした想像力に女性の身体は避けがたく結びつけられていて、自らの感覚とともに受け入れられてきたものと想像する。対して男性のそれというのは感情にはそれほど結びついておらず、しかもその感覚というのもごく急峻なものである。

僕は痛みにそれほど敏感でなくて、先日も酔って歩いた山道で左の脛を強打し、ジーンズの下で皮膚がえぐれて血まみれになっていたのだけど、特に病院にも行かず絆創膏を貼って済ましている。ただし過剰な刺激には弱くて、ノイズの多い環境にあるとすぐ参ってしまう。それは僕の皮膚が日頃から無数の感覚入力に馴化され、極力不必要な情報をフィルターしているだけのことかもしれない。

痛みも含め、それらの感覚を官能的に享受できる主体として期待されてきたのが、女性の中でもシャーマンや巫女といった霊媒師たちであった。しかし男性はそうした感情的な要素を認識できないので、彼女たちの感覚的な面ばかりが強調されてきた。さらに古くは癲癇、19世紀後半からはヒステリー、そして現代日本ではメンヘラが、過剰な想定されてきたのであった。中世ヨーロッパの魔女狩り、戦時下の婦女暴行などは、そのような対象としての女性に対する羨望に基づく復讐であった、と以前に読んだ覚えがある。

ともかく男性一般と主語を大きくするまでもなく、僕にはこのような官能がまだ欠けている自覚がある。我々の資本主義社会においては富める者がますます富む。世に《成功》したいと望むならば、債券を発行してでも元手を得るのが先である。

決定版 感じない男 (ちくま文庫)

決定版 感じない男 (ちくま文庫)

 

携帯がまた割れたので新しいのを買った(Galaxy S7 edge → Galaxy S9)

前回ドコモで携帯を購入してから二年が経ったので機種変更した。

前回、前々回とGalaxyを使ってきて、画面が綺麗という点で体験が良かったので今回もGalaxy S9にした。年度末のセールとドコモオンライン限定の割引が効いて実質7000円くらいで買えた。

www.galaxymobile.jp

それまで使っていたGalaxy S7 edgeは去年の末に気軽に投げたKindle Paperwhiteの角が衝突してエッジの部分にヒビが入り、画面の下半分がチラくようになって最終的には実用に耐えないレベルになっていた。カバーにはAmazonで注文した頑丈なものを利用していたが、画面シートはエッジまで覆えないタイプのもので、購入したdocomoの店舗でそれしか売ってなくて仕方なく買ったものだった。

 その前に使っていたGalaxy S6はAmazonで注文したガラスシートをつけていたので、一度そのシートが割れただけで画面自体は割れずに過ごせていた。

というのもその前に使用していたisai LGL22も道端で落として画面が割れてしまい、タッチが反応しなくなったので micro USB Type-B to USB Type-A アダプタでPC用のマウスをつないでポインタで操作するという日々を半年以上送る羽目になったからだ。

 とにかく僕は物の扱いが悪くて電子機器はたいてい画面が割れて終わるので、落としても大丈夫なようにガワや容れ物に気をつけている。

 で、機種変更に先立ってGoogleからPixel 3が出た時にカメラの画質が良いというので買おうかなと考えていた時期があって、ドコモからも販売されていたので機種変の時それにしようと思っていたのだけど、バイト先のSlackでもガワが剥がれたという報告が二例くらいあって、今度自分が使ったら多分また壊すだろうなと思われたので比較的信頼できるGalaxyにした。今まで使ってたのが壊れてなければPixel 3にしていたと思う。Galaxy S9+やNote9も魅力的だったが、壊したときの心理的ダメージがでかそうだと思ってやめた。

www.gizmodo.jp

ドコモオンラインショップで注文し、店舗受け取りにしたところ、結局カウンターで順番待ちさせられることになった。普通に自宅配送にすればよかったと思った。

ケースはAmazon.comでも評判が良さそうなこれにした。

初期設定、電話帳の移行、ケースの装着などを済ませ、アカウントもだいたい移行した。

一番大変なのがLINEで、毎回トーク履歴を個別にバックアップして復元ということをやっていたのだけど、この二年の間に一括でバックアップ・復元できるようになっていた。

appllio.com

しかし自分の環境だとバックアップの操作ができず困っている。メールアドレスにはGmailのものを設定しているが、どうもGoogle アカウントと連携できていなさそうに見える。Google ドライブの残り容量が1GBを切っていて不十分だからなのか、それともアカウントが元々LINE USAで作られたことになっているためリージョン的に認められていないのか、よくわからない。LINEに詳しい人は助けてください。

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ここから先に進めない

あとはハード面で言うと、Galaxy S9には音量ボタンの下に謎のボタンが生えていて、これを押すとBixbyとかいう余計なアプリが立ち上がる。これをカメラのクイック起動ボタンに変更したいけど、これ自体では設定を変えることができず、サードパーティーのアプリはずっと挙動を監視してきそうで嫌なのでまだ設定していない。

ただ、画面がやっぱり綺麗なのは間違いなくて、S7 edgeでは初期設定が解像度落とし目になっていたけどS9では最初から最大設定なので、充電のことを考えさえしなければ良いと思う。月々サポートで実質二年縛りなので、壊さないように丁寧に使っていきたい。

JAWS DAYS 2019に夜行バスで乗り付けて新幹線で帰ってきた

2月23日、JAWS DAYS 2019 に参加しました。

jawsdays2019.jaws-ug.jp

経緯

開催日のだいたい十日前に大阪での勉強会でJAWS DAYS開催について知り、参加費も安く無料シャトルバスも出るということで申し込みました。

jawsdays2019.jaws-ug.jp

JAWSの名前を知っていたのは、半年前に大阪城の近くでAWSのイベントがあった時にJAWS-UGナイト名義の懇親会があり、そこでタダでかなり豪華なバイキングが出たことが記憶に残っていたからです。

出発〜到着

木曜日あたりから風邪で体調崩していて、帰りの交通費がまともにしそうなこともあって行くのやめようかとも思ったんですが、気合いを入れてバス乗合の集合場所まで来ました。

バスはスタッフの人がほとんどっぽかったです。席がガラガラで隣が空いていたので横になれて助かりました。

翌朝6時前に大江戸温泉物語に着きました。浴場は普通だったけど場内施設が雰囲気あって面白かったです。

そして五反田メッセに到着しますが、一般参加者は9時過ぎまで待ってから入場しました。

ノベルティ

ノベルティは自分でもらいに行く方式でした。アメニティ大好き人間なのでせっせと収集したものが以下です。

Sansan

金属製のかっこいい便利グッズ。

技術評論社

Software Design 12月号をタダでもらいました。

サーバーワークス

原宿で人気のCANDY SHOW TIMEのキャンディだと一目で分かり、さすがサーバーワークスさんや!と思ったけど参加者でこの価値が分かる人すくなそう。公式Twitterすらオリジナルキャンディ扱いしてたし。

エウレカ

ペアーズの会社ですね。USB-CからBに変換する手頃なアダプタなかったので助かりました。

とらのあな

Twitterプロモでよく見るやつ。キラキラの冊子もらって懐かしい気持ちになりました。

セッション

だいたい何かしら見ました。

Amazon Sumerian によるユーザーインターフェイスへのアプローチ

ARで天気予報を表示させたり、アバターをチャットボットに使ったりするのを見ました。

RDBリファクタリングと異種間DB移行の戦い – Amazon DMSを使った止めずにリファクタリングする手法

そーだいさんの発表は初めて聞きましたが、はてなの話がいくつも出てきて内容も面白かったです。 

SORACOM LTE-M ボタン powered by AWSの活用100連発

これ隣のブースで発表してて最後の一瞬しか聞けなかったんですが、ソラコム面白いことしてるな〜と思いました。

韓国の大学生とのランチミートアップ

韓国語で話せる機会だと思い席についてたんですが、隣の日本人学生が英語で絡んできて困りました(シロイは英語が韓国語より下手)。

商業空間や家庭などの設備がAIやIoTによって制御される未来に関係する技術

最初にお金の話と明言されていたのが良かったです。中身はかなりハードっぽい話でなるほどとなりました。

Node.jsでのAWSサーバレスアプリプログラミングを簡単にする技術の研究紹介

Nodeちょっと分かるになりたくて見てたんですが難しかったです。PythonJavaScriptを書いていることだけは分かる、と思って見ていたのですが今考えたらあれがTypeScriptなんですね。

懇親会

18時開始と聞いていたんですがそれより先に始まってて、入り口近くのテーブルは唐揚げ等がほぼなくなりかけているという状況でした。

LT聞いてたら謎の黒いブラックダック

良かったこと

昼食が豪華

今年はお昼の弁当が豪華だと参加者が言っているのを2回くらい聞いたので、去年はともかく今年はお金がかかっているようでした。キッチンカーではラーメンとかも提供されてるみたいでしたが仕組みがよくわからず食べられてないです。自分は北京飯店の油淋鶏弁当を食べました、風邪で味覚が麻痺してましたがたぶん美味しかったです。

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酒が多量

最終セッションの一つ前の休憩時間に早くもアルコール類が開放され、治安が一気に悪化しました。

とにかく酒とつまみが余ってるらしくて、懇親会の時もみんな飲んでくれ!!!とアナウンスがあるほどでした。

ノベルティたくさん

先述の通り。

タダで来れた

先述の通り。もっと早く知っていればスカラシップ申請で補助金が出たのですが、僕は間に合いませんでした。

悪かったこと

正直こっちが色々と目につきました。

混雑時の誘導がまずい

具体的には弁当の配布時で、なんか人間が並んでるから列に並んでみたものの弁当に辿り着けなかったり、通路の途中で折り返したりしていて完全に自然発生に任せてる感じでした。なんとか弁当にありつけたから良かったものの、あれで品切れだったら空腹で怒ってたと思います。

ハッシュタグが乱立

公式からは #jd2019 と各ブースごとの #jd20192019_* がアナウンスされていましたが、#jd2019 でツイートしていたのは自分と数人くらいだけでした。じゃあみなさんはどのハッシュタグを使っていたのかというと、 #jawsdays や #dawsug だったみたいです。#jawsdays は公式ツイッターが使っていたり、セッションの中でも掲示されていたりしたので、伝統的にはこっちなのでしょう。各ブースごとのハッシュタグは結構使われていそうでしたが、全体の雰囲気をつかむには適していませんでした。

Wi-Fiが貧弱

これはPCで参照する際に困りました。セッションの区切れ目とかはアクセスが集中して全然つながらないみたいな状況で、タイムテーブルからあの発表はどのブースでというのが確認できなかったりしました。各ブースごとの物理タイムテーブルを集約的に掲示するなどの工夫が必要だったんじゃないかと思います。

休憩場所がない

僕は当日体調が悪かったのでちょっと座って休憩したりしたかったんですが、そういう場所がなさそうでしんどかったです。あれだけブースがあるのだから一つくらい開放していてもいいんじゃないかと思います。充電場所も展示ブースの端っこにほんの一箇所しかなかったので、そういう場所にあればいいのにと思いました。

懇親会の食事が物足りない

これは僕が期待しすぎでしたね。テーマが満漢全席というくらいだからたいそう豪華な食事が出るのかと思っていたら、普通に軽食が主でした。他方でお酒とつまみはとにかく余っている様子だったので、むしろ食事にお金をかけた方が良かったんじゃないかなあと思います。懇親会終了後、小腹が空いていたので五反田駅に向かう途中で立ち食い蕎麦店に入りました。サービス期間中で、普通料金で大盛りにしてくれたので良かったです。

 

まとめ

まあ不満も多かったんですが、テーマは充実していてAWSで色々やっているなあということが伝わってくるイベントでした。懇親会を見ていてもJAWSというコミュニティ自体が全国規模で結構でかそうに見えました。自分はS3を扱ったりEC2ちょっと触ったとかしか経験がないですが、Lambdaとかは今後使っていくことになりそうですしSumerianとかも遊べるようになっていきたいですね。気がついたら懇親会で6缶飲んでいましたが、京都までちゃんと帰れて良かったです。

YAPC::Tokyo 2019 にボランティアとして参加したらそこは巨大なオフ会だった

1月25日から27日にかけて東京に滞在し、YAPC::Tokyo 2019 にボランティアとして参加しました。懇親会で美味しい料理を食べたり、仕事の合間に勉強になる発表を聞くことができましたが、知っている人が多かったので巨大なオフ会に参加している気分になりました。このような「お祭り感」を初参加者でも味わうには、やはりボランティアとして参加するのが一番よいと思います。

いきさつ

年末に突然YAPCのボランティアスタッフに応募しました。

どういう経緯かというと、ウェッパや忘年会で会話したり一緒に歌ったりしていたかるぱねるらid:karupanerura)さんがボランティアスタッフを募集していて、YAPCについては去年はてなの人たちが楽しそうにしていたので行ってみたいなあと思っていたので、Perl全然書けない自分でもタダで参加できるんだラッキー!と考えたからです。

前日

仕事

25日の朝、夜行バスで東京に着いて企業面接を終えたあと、少し遅れて前日の準備に参加しました。一緒に参加しようなと言っていたにゃんこさんや、後からPasta-Kid:Pasta-K)くんやpapixid:papix)さんが集合場所に来て安心感が出てきました。この日はノベルティの検品とダンボールを開封してバッグに詰めるという仕事を流れ作業でやっていて、全部詰めるのかと思ったら参加者の人数に達したので、進捗率が67%から突然100%になったみたいな感じになり喜びがありました。

宿

準備が早く済み前夜祭まで少し時間があったので、その間に宿として取っていたゲストハウスにチェックインしました。狭い空間に外国人たちが収容されているみたいな空間でこの時は失敗したなと思いましたが、結果としてはそんなに悪くなかったと思います。でも次からはカプセルホテル以上にしたい。

前夜祭

前夜祭は吉祥寺.pmによるイベントとして行われました。

passmarket.yahoo.co.jp

前夜祭なので軽めの内容かと思ったら全員がっつりコード書きますなLTだったので少し面食らいました。Pasta-Kくんに求職LTやりなよと言われていたけどやらなくて良かった。食事は軽食と聞いていたのですが中身はかなり豪勢で、彩りが華やかだったので基本そちらに心を奪われていました。友人知人たちは前夜祭からほとんど参加していておしゃべりができたのと、あとどこかで見たことあるおじさんがいると思ったらdankogaiid:dankogai)さんだったりして面白かったです。

キャビアとフォアグラを口にできたのが一番の成果だったと思います。

二次会でビールをたくさん飲みました。その結果、ゲストハウスで腕時計をなくしました。

当日

仕事

スタッフは朝8:45に集合という過酷な条件の中、僕は4:30とかに目覚めてしまったので、難なく到着に成功することができました。

僕の役割は場所とか特に決まっていなかったので、最初は展示の設営などをしていて、開始の前に看板を持って誘導係をしていました。僕は衣服を脱ぎ着するのが嫌いなので、半袖Tシャツのユニフォームのまま外で立っていたら、知ってる人に会うたびに寒そうと言われました。

仕事の合間には今半という高いすき焼きで有名らしい店のお弁当が出ました。美味です。

発表

上のような展示や撤収の仕事が主だったので発表の間は特に仕事がなくて、そのことに気づいてからは発表を聞きに行けるようになりました。もともとPerlを書いていたけど最近は違う言語を書いている、あるいは最近になってPerlを触るようになったという発表者が、他の言語を介してPerlにアプローチする、という発表が多かったように記憶しています。

例えばonkid:onk)さんの発表はPerlで動いているWebアプリケーションにRailsの手法や構造を載せていくというもので、僕もRailsなら少しわかるので自分が携わっているサービスの中身がようやく少し理解できました。

この発表は1週間前にRails Follo-up Kyotoで出た名前がそのままタイトルになっていたので笑いました。

印象的だったのはsongmuid:songmu)さんの発表で、実際ベストスピーカー賞を受賞されていました。

社内のTGIFの席で一度話したときに、凄腕プログラマーと聞いていた前評判も相まって、技術の面においてすごく厳つい人なんだなあと恐れをなしていたのですが、発表の中で今の職位に至るまでの話を聞いて、あれらの厳しい言葉は技術とプレゼンスの向上において、可能なあらゆる手を尽くしてきた経験から来るものだったのだなと腑に落ちるものがありました。こうしてエントリを書いたりLTをやったりすることは無駄にならないと勇気づけてくれる、そんな発表でした。

そして、Perl書けない自分でもできそう!と思わせてくれたのはhitode909id:hitode909)さんのWebVRについての発表でした。

blog.sushi.money

発表それ自体の面白さももちろんありますが、WebVRという題材も非常に興味深くて、それがA-Frameというフレームワークを使うと、本当にHTMLで三次元空間が書けてしまうのがすごいと思いました。

備忘録としていくつかの参考ページを置いておきます。

developer.mozilla.org

liginc.co.jp

qiita.com

VR夢日記は結局会場で見れてないんですけど、僕もOculus Goを買ってから死蔵していたので、役に立たないけど面白いものを何か作って試してみたいと思いました。なんてったって僕はInsta 360 ONE Xという名の全天球カメラを持っているんですからね(これも死蔵している)。それはそれとしてジェネラティブ・アートをProcessingで作るのは興味あるのでこっちも読みたい。

[普及版]ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド

[普及版]ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド

 

懇親会

クロージングで集合写真を撮ったあと、懇親会ではsongmuさんを胴上げしたり、無限に出てくるアルコールを飲んだりしました。

上に挙げた発表もはてなの社員ばかりになってしまいましたが、懇親会の場でも社員の方々とこの日のことについてわいわい話しました。それからKMCの部員やOBの方々とも再会したのと、「ヤバイ就活生」のkondoyukoid:kondoyuko)さんとも初めて喋ったりすることができました。

懇親会終了後はスタッフで二次会に行きました。無限にチャーハンと唐揚げが出てきて普通に食べ切れませんでした。この場ではインターネット各企業の裏話が聞けたのが色々面白かったです。

そんなわけで体力はまだあったのですがゲストハウスに帰って一晩眠りました。翌朝昨日の弁当を食べながら、そういや腕時計なくしてたなと思って受付の人に聞いてみたら、5分後くらいに昨日届け出られていた腕時計が返ってきました。よかったね。

YAPCという名の巨大なオフ会について

 

YAPCに参加した当日の僕の感想は以上の通りで、各々の発表内容に関しては発表者のスライドや他のブログを当たってもらうとして、僕はYAPCというイベントの「お祭り」的側面、特に「オフ会」として大規模なものであることについて、少しだけ言及しておきます。

オンラインでの交流を補うものとしての「オフ会」すなわちオフライン・ミーティングはパソコン通信の時代から行われていて、僕の指導教員の教授なんかはそういう研究をしていたわけですが、Perlという歴史あるプログラミング言語、それも通信技術やWebサービスに使われてきた言語においては特に、このようなオフラインでの交流が不可欠とは言わないまでも、あったら楽しいし良いことがあるものとして、半ば意図的に習慣化されているのだなと感じます。去年参加したPyCon JPなんかも「コミュニティ」としての側面は変わらないはずなんですが、やはりYAPCと比べると毛並みが違っていて、YAPCは技術者のコミュニティというよりは「インターネットが好きな人たちの巨大なオフ会」という表現がやはりしっくり来ます。

階級闘争をやっている知人のツイートを見ていてふと思ったことなのですが、ストとか団交(団体交渉のこと)といったうちの大学ではおなじみの現象が、プログラムエンジニアから出てくることはちょっと想像がつかないです。代わりにもてはやされるのは退職エントリみたいな表現物で(最近も某巨大グループに関する記事がありました)、要は職種の中で流動性がめっちゃあるので組織と闘争する意義があんまりないんですね。その点でプログラマは現代の傭兵であるという主張はしっくりくるもので、YAPCのようなカンファレンスは彼らの技術力を高める場であるとともに、巨大な「オフ会」として彼ら同士の情報交換の場をも提供しているんですね。DQの「ルイーダの酒場」みたいな感じかな?(適当)

そのような側面は差し置いても、インターネットが好きな人であればYAPCは楽しいイベントになると思います。いくらかインターネット有名人に詳しければ、彼らに会っておしゃべりができるかもしれません。とはいえ対面でいきなり声を掛けるのは気が引けるでしょう。そんな方にはボランティアとしてこの巨大な「オフ会」に参加することをおすすめします。最後にこのようなかたちでYAPC::Tokyo 2019に参加するきっかけを与えていただき、会期中も何度かお気遣いの声をかけをいただいたかるぱねるらid:karupanerura)さんに改めて感謝いたします。

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最近のインターネット活動(2019年1月14日〜20日)

無事修論を提出しおおせたシロイ、最近は読書のほかにインターネット活動に精を出しています。

平成ネット史(仮)展

初めて触ったパソコンがWindows95だったので、正月2日と3日にNHKで放送された平成ネット史(仮)はもちろん見ました。

www4.nhk.or.jp

もともと火曜日の企業面接に合わせて東京に行く予定だったんですが、平成ネット史(仮)が月曜日までやってるとのことで一日早めて14日に東京に来ました。

www.nhk.or.jp

会場には朝11時の会場に間に合うように行ったんですが、上階で待ってたら普通に並びはじめてて結局15分くらい待ちました。

企画スペースはそれほど大きくないのですが、顔認証機能と銘打ったインスタレーションが豊富で、一人でもかなり楽しむことができました。客層も子供から中高年まで様々でした。

バッドアート展

そのあと水道橋に移動し、バッドアート展に行きました。

www.tokyo-dome.co.jp

これはインターネットあまり関係ないかと思いきや、最初にインターネット上で作品を公開しはじめた(自称)美術館なのだそうです。これはメチャクチャ面白くて笑いまくっていたんですが、自分一人じゃなくて人を呼べばよかったなあと少し後悔しました。Gallery AaMoのミュージアムショップには色々なグッズが置いてあり、見ているだけでも楽しかったです。

駅に戻る途中でいい感じの台湾料理店を見かけたので、そこで一杯やってからホテルへ向かいました。

ホテルにチェックインして部屋に入ると想像以上に広くてびっくりしました。シングルルームを取ったつもりが、おそらく同じ値段でトリプルルームが取れていたみたいです。これには思わずニッコリ。

シュガー・ラッシュ:オンライン

早めに眠って未明のうちから面接に備えてポートフォリオを書いていた朝、ホテルをチェックアウトして二社の面接・面談を終えた後、やはり東京に来ている id:Pasta-K 君と夜落ち合うまでの時間を、新宿バルト9で『シュガー・ラッシュ:オンライン』を観ることで過ごしました。

www.disney.co.jp

評判は事前に耳にしていたんですが予想とは違う意味で良くて、前半は無難な物語展開だなあと思いながら気楽に観てたんですが、後半に入ると近年のディズニー作品に必ず仕込まれるような批評的な色合い——今回は社会批評というよりも人間学的な批評のそれ——が如実に出てきて、それが個人的にグサーッと来るもので終わった後しばらくボーッとしていました。

僕は放映時間の関係で字幕版を観たのですが、世評によると吹替版は映像面で「余計な」ローカライズがなされているらしく、字幕版の方が満足度が高かったのだそう。ちなみに原題は Ralph Breaks the Internet で、一作目の『シュガー・ラッシュ』が Wreck-It Ralph だったことも踏まえてタイトルの勢いというか、風情も全然違いますね。

www.imdb.com

それから駅の西側に出て id:Pasta-K 君と落ち合い、ビアバーで小一時間ほど談話しました。

 

そして23時前に店を出てバスタ新宿に移動し、安めの夜行バスに乗ったのですが隣が空席だったので、この日はかなりぐっすり眠れました。よかったですね。

ダークウェブ・アンダーグラウンド

11月くらいにAmazonで予約していた、@kizawaman 氏の『ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』が17日に届いたので、週末はそれを読んでいました。今これを書いてて気づいたんですがアカウント凍結されてますね…発売日には促販のツイートがなされていたはずですが…。

ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち

ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち

 

これは読み物としてかなり面白くて、ダークウェブや*chan界隈の流れが具体的なエピソードとともに詳述されており、とても興味を掻き立てられます。特に新反動主義について述べる章はニック・ランドを中心にフランス現代思想からヴェイパーウェイヴまで、米英のサブカルチャーが詳しく紹介されており、強く関心を惹かれました。ただしAmazonのレビューにもあるように、取り扱う情報の質に起因する難しさからか、その情報量の多さに反して理論的裏付けは心もとなく、学術的な文献としてはやや使いづらいところがありそうです。しかしそうした使途があるのでない限り、最近のインターネットの世界的な潮流をつかむ上では非常に心強い書となるでしょう。

Rails Follow-up Kyoto

先に出てきた id:Pasta-K 君も関わっている Rails Girls Kyoto から派生した Rails Follow-up Kyoto というイベントが19日に開催されたので、前々から考えていたアイデアを実装する意気で参加しました。

rails-follow-up-kyoto.doorkeeper.jp

実際には前に作りかけていたプロジェクトとコンフリクトを起こして、ローンチはおろか来る前に書いてきたコードの実装までたどり着きませんでした。今日やっとそこまでいったという状況です。

で、参加者の中でも unityroom というサービスを運営している @naichilab さんと会話していたら運営者ギルドの名前が出てきて、前々から認知していましたがこの際だと思い自分も参加しました。サービスはまだ一つも運営してないけども。

scrapbox.io

参加者自体は200人以上いて、最近にもwriter.appとか韻ノートとかの運営者が新規に参加していて正直面食らったんですが、面白そうなので今後関わっていきたいと思います。

次の予定

インターネット活動は今後もまだまだ続き、週末には YAPC::Tokyo 2019 が控えています。自分はボランティアとして参加します。やっていくぞ!

yapcjapan.org

木屋町でVJとDJをやって渋いのを流した

おととい11日に開催された SMTP++ #5 にVJ(Sul2)とDJ(Sil5)として出演しました。

smtppp.club

前回DJとして初出演したんですが、sanographixさんにシロイくんVJやってみない?と声をかけていただいたのでチャレンジすることにしました。

silloi.hatenablog.com

裏事情

当日11日は修論の提出締切日なので練習する時間ほとんど確保できないだろうなあと思ってたら案の定ぜんぜん余裕なくて、当日の14時前になんとか書き上げた修論を提出し、そのまま研究室の空き部屋みたいなところでDJの練習してたら隣の部屋で鍵付け替えの工事をバリバリやっていて、やがて自分の部屋にもやってきて追い出されるなどして大変でした。

何が大変かというと前回DJした時からPCがMacに変わっているのですがType-CのUSBメモリをずっと買い損ねている結果以前のPCからデータ移行が全くできてなくて、CDからリッピングした曲が全部そっちにあるしiTunesで音楽を買うみたいな暮らしもしていないので、Spotifyで聞いて良さそうな曲をyoutube-dlで落とすみたいなことをしていたのですが全然追いつかず、普通に30分持つかどうか不安でした。

VJも開催の3日前にKraken2をインストールするという感じで、ハチャメチャに準備が足りない感じで当日その時間を迎えたのでした。

www.techlife.sg

結果

懐古趣味があるのでVJ素材には懐かしCMとか懐かしコンテンツを仕込んできていたのですがこれが意外と好評で、シロイくんなんでこんな渋いの知ってんのと言われましたが半分くらい僕もよく知りませんでした。猫耳ヘッドホンが壊れていて音が出なかったのでイヤホンを使ったのですがなんとか雰囲気で曲を繋ぐことができてよかったです。録音は案の定忘れました。

最高の写真たち

sanographixさんほか、最高の様子を撮ってくれてました!感謝!!!

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VJで流したやつ

だいたいYouTubeで拾ってきたやつです。

ラムのラブソングを最近聴いていたので、OPからいい感じのシーンをFinal Cut Proで切り出してループ素材にしました。諸星あたるに僕もなりたいですね。


うる星やつら OP

昔のWindowsに入ってたやつです。僕も小学生の時これで遊びました。


3D Pinball Space Cadet - High Score

中国のプロパガンダ映画に使われてる曲が好きなんですが、映像もいい感じのものが多いので採用しました。それっぽい歌詞も流れるのが面白かったですね。


英雄赞歌


远征:《让我们荡起双桨》


让我们荡起双桨

  • GAL男宣言 / ポリスマン

4chanで流行ったらしいやつです。映像は安定のAC部ですね。


ポリスマン/GAL男宣言

  • Papercut / OOHYO

OOHYOは主にDJの方で流してましたが、MVも可愛くて好きです。


[MV] OOHYO(우효) _ Papercut (Kor.)

  • 내 고향 서을엔(私の故郷ソウルには) / 검정치마 (The Black Skirts)

これめっちゃ個人的には渋いと感じてるやつです。何十年か前の味のあるソウルの映像が出てきます。


[MV] 검정치마(The Black Skirts) - '내 고향 서울엔' (In My City Of Seoul)

電車の案内放送は無限に見ることができて、この映像なんかMIDIのノートも付いていて最高だったので入れました。ちなみに京浜東北線にはたぶん乗ったことないです。


[MIDI] 京浜東北線・根岸線 発車メロディ / JR Keihin Tohoku Line・Negishi Line Train Departure Melodies

こっちはソウル地下鉄2号線のパネルに流れるやつ。一番好きな路線です!


2호선 안내방송

同じ板の上にメトロノームをバラバラに動かしてるとだんだん同期して触れ方が同じになるやつです。振り子って面白いですね!


メトロノーム同期 (32個)

  • ォ逅(ンヌグム)

知人が作ってるやつです。もっとポップに使いたかったのですが普通に悲鳴が聞こえてきました。


隧ア縺後縺溘繧

  • 懐かしいCM集

味のある時代を感じさせるCMです。40分とかあるのでずっと流し続けることができ、しかも評判も良くて便利でした。


懐かしいCM集 1987年

DJで流したやつ

だいたい流した順です。

  • PIZZA / OOHYO

OOHYOは韓国のインディーズシンガソングライターで、「韓国の女性版tofubeats」とか言われてますがめっちゃ良いので気に入った人は聴いてください!!!


[MV] OOHYO(우효) _ PIZZA

  • インドア系ならトラックメイカー / Yunomi & nicamoq

Yunomiさんの曲はいいですね、熊本のJKが配信のBGMで流してたので知りました。


Yunomi & nicamoq - インドア系ならトラックメイカー

  • Mi Gente (Steve Aoki Remix) / J Balvin & Willy William

Mi Genteは去年流行ったらしい曲です。色々リミックスありますがこのバージョンが好きですね。


J Balvin & Willy William - Mi Gente (Steve Aoki Remix) [Official Music Video]

  • No title / REOL

ギガPさんの良いやつです。これも熊本のJKが流してたので知りました。


[MV] REOL - No title

一時期シティポップをよく聴いていて、その中でも印象に残ったやつです。当初はもっとシティポップ流す予定だったんですが、BPMの解析がうまくいかなくて断念したものが多いです。


meiko nakahara - 極楽鳥のテーマ

  • 안녕 (Goodbye) / OOHYO 


Oohyo (우효) - 02.안녕

  • 위잉위잉 (Wi ing Wi ing) / HYUKOH

HYUKOHもすごい好きで、これも「韓国のSuchmos」とか呼ばれているSuchmosより好きです。この曲はサビが印象的ですね。


위잉위잉 (Wi ing Wi ing) - Hyukoh [ENG SUB / HANGEUL]

  • K-Drama / OOHYO


[M/V] OOHYO (우효) - K-Drama (K드라마)

この辺からだいたい韓国のヒップホップです。EPIK HIGHは前回も流しましたがこれはダサさ全開のカッコいい曲ですね。


Epik High - High Technology [Eng Sub]

  • 말해 Yes or No (Say Yes or No) / ZICO

ZICOもラップがソリッドでほんとカッコいいんですよね〜。マーレイェッソッノッ。


지코 (ZICO) - "Tell Me Yes Or No"

  • .. / 全てあなたの所為です。

去年突然現れて話題になったやつです。前回もころんば4号を流しましたがそれと同じ路線ですね。


..

  • PARADISE / MILLIC

これもYouTubeで流し聞きしてたらこの曲めっちゃええやんってなったやつで、メンバー見たらやっぱりZICOとかがいてなるほどと思いました。


[MV] MILLIC - PARADISE (FEAT. FANXY CHILD)

  • 만들레 (Dandelion) / OOHYO

ここからチルアウト。Dandelionはサビが激エモい。


우효(Oohyo) 민들레(dandelion) Audio

  • EVERYTHING / 검정치마 (The Black Skirts)

これもエモくて最高なやつで、イントロで脳が溶けます。


[MV] 검정치마(The Black Skirts) - 'EVERYTHING'

  • 아마도 우린 (Perhaps Maybe) / OOHYO

サビの「내 손을 잡아(私の手を繋いで)」の箇所で必ず泣いてしまう。


[M/V] OOHYO (우효) - Perhaps Maybe (아마도 우린)

  • Grace / OOHYO


우효 (OOHYO) - Grace (Lyrics)

  • 나의 의미 (Meaning of You) / IU

IUのめっちゃ可愛いやつ。癒されてください。

[ENG/ROM SUB] IU (아이유) [ft. KIM CHANG WAN (김창완)] _ MEANING OF YOU (너의 의미) [ENG/ROM SUB]

いわゆるコンギョですが、あんまり認知されてなくてあれは失敗でした。NK-POPも終盤もっと取り入れる予定だったんですが、これもBPMうまく取れなくて結局この曲だけになってしまいました。


北朝鮮音楽『攻撃戦だ』(カタカナ歌詞・漢字併記)

豆知識・名前について

言語や音韻が好きなので、名前は言葉遊びになっています。

DJ名

Sil5で「シロ」です。silloiが古典ギリシア語で複数形なので、DJはディスクが二枚やろということで双数形のsilloから取りました。ハングルで表記すると5は오(オ)と読め、つまり실오でシ・ロ(Sil Oh)となります。偽名っぽくすると「吳實」ですね。

VJ名

Sil2で「スリ」です。실오が陽母音なので설이と陰母音にしました。これも2がハングルで이(イ)と読め、つまり설이でソ・リ(Sul Yi)です。偽名にするなら「李雪」(Sul Lee)といったところでしょうか。