台湾に初めて行ったら三泊四日でも全然食べ足りなかった

プロローグ

芸大生の林美月(@H_M_izuki)と台湾行きたいという話をしていて、台湾行きたそうなメンツを集めて皆で民泊に泊まるみたいな計画してたんだけど、声かけた二組くらいの人々は都合が合わなくて、結局二人で台北旅行することになった。

 当初は三泊四日の予定だったが航空券が微妙に高くなったので、前日夜の比較的安い便を取って一泊増やすことにした(その結果、id:hitode909 さんが誘ってくれた 電気グルーヴのライブに行くチャンスを逃した)。 

民泊はAirbnbで信義地区の市政府駅近くに取り、ホストと普通話繁体字)でやり取りするという経験をした。

 

ちゃんとしたバックパックないのでSlackで候補募集していたら良さそうな商品が紹介された末、 id:hitode909 さんが以前使っていたものを譲ってくれるとのことで、出発前日に引き取ってその晩飲み会ののち荷物を詰めた。

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一日目

飛行機は17:10関空発だったので13時くらいに京都駅を発った。一眼持っていくと重いので写ルンですを5つくらい買った。

二時間以上前に関西空港に着いたので構内ショップを色々見ていた。

出発30分くらい遅れて、現地時間の20時前に空港に着いた。

自動じゃない入国ゲートに並んだらめっちゃ待たされて、両替レートとか駅までのルートとか調べてたらエアポートMRTの中で胃痛に襲われた。

松山駅に着くと道路に赤い提灯がぶら下がっていて早速雰囲気があった。

ファミリーマートセブンイレブンがめっちゃあったので食べ物を買った。

Airbnbで来たメッセージ通りにアパートの一角の民泊にチェックインすることができ、ようやく腰を落ち着けられました。

この写真はソフィ・カル《限局性激痛》のオマージュです。

 

二日目

この日は美術館と夜市巡りをする予定で、まず朝ごはんに民泊近くの肉まんを気軽に買ったらすでにメチャクチャ美味しい。

昨日のエアポートMRTはコイン買ったりして難しかったので捷運に乗る前に悠遊カード買おうと思ったらディズニーの柄のしかなくて、代わりにiCashを買った。

西安でも岡本の社名でコンドーム売られていたけど台北駅でもデカい柱に0.02mmの広告が貼ってあった。

前月に妹が行き損ねたという牛肉麺の店に行ったら大サイズを猛プッシュされて、二人で大を頼んだら結局僕が1.5大くらい食べることになり完全に満腹になった。

同行者がタピオカを見つけたので自分も頼んだら美味しくて、これがタピオカミルクかとなった。

地下街から出てまずは台北当代芸術館に行った。

このツイートに書いてある通りで非常に見応えのある展示だった。

中山駅から捷運に乗って圓山駅に移動し、私立台北美術館に来た。

ここでは後自然(Post Nature)というビエンナーレをやっていたということで、かなり迫力のある展示がたくさん見られた。特にこの展示が良かった。

それから士林駅に移動して夜市を見に行った。

食べ物いろいろ食べようかと思ってたけど、座れるスペースがなくてあんまり食べられなかった。

それから中山駅の方に戻って晩ごはん食べる場所を探していたが、お酒を提供している食事処が意外となくて、ビアバーで軽いつまみだけ食べた。

そのあと地下街Y地区に潜ってオタクショップなどを見た。

民泊に戻って態勢を整えたあと、夜のクラブ街へ繰り出した。LAVAというところへ行きたかったが見つからなくて、代わりに40分くらい並んでWAVEというクラブに入った。11時ギリギリに入れたので同行者がタダで入場できた。

夜半にもなるとポールダンスとか始まって活況を呈してきた。現地の女の子が男と仲良くなったと思ったら泥酔してトイレに運ばれていく一部始終を見たりもした。

自分はもう眠くなってきて、そろそろ帰りたいなあと思っていた2時くらいに同行者がiPhoneをスられたというので目が覚めた。同行人は英語もほとんど話せないので、この人にスられたかもしれないという男を連れてきては僕が英語で問い詰めたり、ボーイの人を仲介させるも結局見つからなかったので僕が謝らせられたりした。

部屋に戻って日本のドコモに電話するためにローミングを契約したり、クラブのFacebookページにメッセージを送ってみたりしたけど6時くらいに限界となり就寝した。

三日目

朝起きると、同行者のFacebookの方に携帯が見つかったという連絡があり、明日だと間に合わないということで昼に近くのデパートで携帯の受け渡しができることになった。

お兄さんと無事受け渡しに成功し、本当に良かったという気持ちになった。

その近くのデパートで鼎泰豊という皆が薦める料理店に行った。

小籠包が今まで食べたそれの中で一番美味かった。たくさん食べて二人で1000元ちょっとでお腹いっぱいになった。

そこから電車に乗って東へ。まずは猫村のある猴硐駅で降りる。

野生の猫が生活空間にめっちゃ侵入していて面白かった。炭鉱の街なので廃墟っぽいところが各所にあるのも良かった。

十分に行きたかったが電車が一時間半とか待つので諦めた。瑞芳でシャトルバスに乗って九份に向かう。

九份に着いたときにはまだ明るかった。

だんだん人が増えてきたので写真あまり撮れてないけど、Insta360 ONE Xで撮った動画がいい感じに残ってた。その前の猫村やクラブで撮った動画はなぜか消えてた。

メチャクチャ混んでるので30分くらいで離脱しようとするも、最上流のバス停まで歩いてほとほと疲れた。ただバス停で乗れない人たちを見るのは気味が良かった。

民泊に一旦戻って仮眠ののち、クラブに出撃という計画だったけど調べてみると月曜日はどこも開いていなさそうだった。唯一月曜日もやっているというクラブに行くも閉店していたことがわかった。ここでウィルパワーが尽き果てて言葉を発せない状態になった。民泊近くのイタリアンっぽいお店で美味しいパンとパスタとワインを口にしたら少しだけ元気が出た。

四日目

この写真はソフィ・カル《限局性激痛》のオマージュです。

今度は僕がキャップを店に置いてきたけど、お店の人に頑張って訴えてたら取り戻せたので安心した。

早めに市街地を出た結果、三時間近く前に空港に着いてしまったけど、その分お土産を見る時間ができた。帰りの方が荷物重量の検査が緩かった。

入国のときに空港で買った怪しいお菓子のせいでめっちゃ疑われてて笑った。

エピローグ

写ルンですを現像しに行った。全部現像したら結構な値段になり、そのうち半分くらいは失敗してて写ルンです難しいとなった。基本フラッシュは炊いた方がよさそう。

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書店見てたらポパイの台湾特集号が出ていた。発売日が3月9日で微妙に惜しかった。

 今度は高雄や台南の方にも行きたい。