【360度カメラで振り返る】ふっこう割で北海道に行き、景色と食べ物を満喫してきた【Insta360 ONE X編】
あらすじ
KMC部員でアルバイト先も同じであるid:Pasta-K君とid:nonylene君、くわえて二日目から六日目まではKMCのOBであるtakemaruさんとともに、11月1日から7日までの一週間、各地のホテルを転々としながら北海道を旅行しました。その間、前月に発売されたばかりのInsta360 ONE Xで北海道の風景を撮影してきたので、作例として紹介したいと思います。
Insta360 ONE Xについて
Insta360は中国・深圳のShenzhen Arashi Vision Co., Ltdが開発・輸出している360度カメラのブランドで、近年注文を集めている深圳の目玉商品の一つです。www.insta360.com
Insta360 ONE Xは先日10月26日に発売された新製品で、Insta360 ONEの上位機種にあたります。最初ヨドバシ.comで予約していたのですが出発までに届かないとわかり、予約をキャンセルしてAmazonで購入しました。本当は公式の自撮り棒みたいなのもあると良かったんですが、こちらは11月下旬発売とのことです。
Insta360 ONE X 360度アクションカメラ、FlowState手ブレ補正搭載(SDカード別売り、V30ビデオスピードクラスmicroSDXCが必要)
- 出版社/メーカー: insta360
- 発売日: 2018/10/20
- メディア: Camera
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使用感
使用感ですが、製品はもとよりアプリやメディア自体日本に上陸してから日が浅いということがあり、まずアプリの日本語に不自然な翻訳が多く面食らいました。単に冗長な言葉が付いているものもあれば元の表現が全くわからないものもあり、最初は試行錯誤しながら操作を覚えるという感じでした。ひょっとしたら英語設定の方がわかりやすいかもしれません。
そして製品の方ですが、各所のレビューで指摘されているとおり最初はWi-Fi接続ができません。日本で認められていないチャネルを第一に送信チャネルに指定してしまい、日本のスマートフォンだとその回線を拾いにくいのでWi-Fiのリストに表示されないということらしいです。山の中など、Wi-Fi回線が飛んでいない場所に行けば接続されるという報告例がありました。で、私も最初無線を拾わず、そのうえ有線だとコネクタの接触が悪くて、接続しての使用はほとんど望むべくもないなあと思っていたのですが、洞爺湖近くの山の頂上でWi-Fiを拾うことに気づき、安定して繋がることがわかりました。そのうえ山を降りてもWi-Fiをちゃんと認識することが後に分かり、以後は無線で通信ができています。
写真については、思いのほか鮮明に取れます。特に光量が多い場所だとコントラストのはっきりした非常に綺麗な画になります。しかし暗い場所はやはりブレに弱いらしく、夜の屋外で手持ちで撮影すると大抵ブレました。このような場合には三脚等で固定する必要がありそうで、実際そうして撮影しました。
そして撮った写真は、アプリを使ってアウトプットします。出力方法には回転ビュー、360度写真、スクリーンショットの三種類があり、一つ目は動画、二つ目はパノラマ写真ですが、最後のスクリーンショットが切り出し方を指定できて一番扱いやすいと思います。画像のサイズはかなり大きいものになります。
あと動画についてなんですが、撮影した動画を編集するには一度スマートフォンに取り込む必要があります。しかし手持ちのスマートフォンはすでに容量がいっぱいで動画をまともにダウンロードできないので、今回は動画については割愛させていただきます。
作例
さて、作例として撮った写真を見て行きましょう。
まずは関西空港第二ターミナルで保安検査を通過して搭乗を待っているときに撮った写真です。
これは飛行機に乗り込むときに撮った飛行場と僕たちです。
夜の狸小路を歩いています。
夜のすすきので、比較的ブレずに撮れた写真です。
二日目、さっぽろ時計台の前で他の観光客と同様に撮ったものです。
そのあとスープカレーを食べているときの光景です。窓際で明るかったのでよく撮れていますね。
北海道旧庁舎・赤れんが庁舎の前です。空は快晴で明るかったのですが、下のビルが白飛びしているようにも見えますね。
定山渓の公園から湧き立つ温泉の滝の写真です。暗くてもちゃんと固定すれば光があるとこんな綺麗に撮れるので、夜景もちゃんと撮ればいい画になるんじゃないかと思います。
四日目、洞爺湖の観光台で記念写真を撮る様子を撮った写真です。
この日チェックインしたホテルの窓から撮った写真で、目下の洞爺湖が面白い画として撮れていますね。
洞爺湖の近くにある西山火口散策路で撮った写真です。
別の場所で撮った写真ですが、切り出し方を変えるとこのようにもなりますね。
室蘭の地球峠で撮った時のものです。空が曇っているのと、あたりも白いので全体的にパッとしない風景ですが、色味はそれなりに表現できていると思います。
六日目、ホテルをチェックアウトするときに撮ったロビーの写真で、パノラマにするとこのような画になります。天井の格子柄が面白い形になっていますね。
こちらはホテルの前庭で撮った写真です。上にホテルが、下に洞爺湖の中島が見えます。
別の場所で洞爺湖を撮った写真です。このように普通のカメラで撮ったように切り出せることもあります。
こちらは支笏湖。湖面が一面に写し出せるのは360度カメラのよいところですね。
七日目、NORTH ISLANDで撮った写真です。公式の自撮り棒だと完全にカメラが消えるんですが、手持ちだと消え切らずにまっくろくろすけみたいなのが残ります。
そして札幌ラーメンを食べている光景です。最後の最後でうまく両面が接合されていない写真なんですが、まあそういうこともありますね。
こんな感じで、ちゃんと扱えるようになるとかなり面白いカメラです。ほんとは動画も編集できるともっと面白いんですが、それはまた日を改めて。
Insta360 ONE X 360度アクションカメラ、FlowState手ブレ補正搭載(SDカード別売り、V30ビデオスピードクラスmicroSDXCが必要)
- 出版社/メーカー: insta360
- 発売日: 2018/10/20
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