ラピッドコーディングでモールス信号練習機を作った

KMCのラピッドコーディング祭りという一日でゲームを作る企画で、自分はモールス信号を練習するプログラムを作った。

github.com先日ニコニコ超会議でモールス信号を打電するゲームをやって、それでS評価を出してマンホールのコースターを貰い嬉しかったので、モールス信号のゲームを作ろうと前日思いついた。実装もそんなに難しくないだろうと思った。

TAには3回生のtenさんがついてくれた。どうやって実装しようか困る暇もなく基礎の部分をどんどん考えて指示してくれたのでありがたかった。大枠は昼のピザまでのうちに大体できていて安心した。

後半はまずデザインを整えて終端や文章送りの処理をした。特に終端処理に苦しみ、打電を間違ったときにその旨表示をしようとしたがこれとかち合ってうまくいかず実装できなかった。あと打電音や時間計測機能もつけたかったが時間が足りなかった。とはいえちゃんとソフトウェアの体をなしたものができたのですごいと思った。

https://i.gyazo.com/f3233d532bfcceb62687b2ed139fefd6.gif

Processing という開発環境を使って、言語は Java で書いた。Java はおそらく書いたことがなかったが、C# みたいに最後にセミコロン ";" を置くのがめんどうだと思った。でも Processing がその度にセミコロン足りないぜって教えてくれるのでほとんどハマることがなかった。

なんかすらすらコードが書けた気がしているが、一人だと方向性も見えなかっただろうしどこかでハマって苦しんでいたと思う。プログラミングを複数人ですることの意義は困ったときに他の人が助けてくれることだろう。それにしても即興でプログラムどう組めばいいか考えて実行するTAの人たちすごいと思った。あとその指示を聞いて曲がりなりにもコードが書ける自分もすごいと思った。

東京行ってやったことまとめ

4月28日から5月1日まで東京に滞在していて、その間にやったこと私的まとめ。

幕張メッセで開催されるニコニコ超会議2018に二日間とも行った。そのうち半分くらいは超ボーカロイドブースでDJなどのライブを聴いていた。sasakure.UKさんやきくおさんのDJプレイが観れたのが最高。ずっと隣で腕を振っていた高校生くらいの女の子と友達になった。

  • りべるたんに泊まった

京都にいるあいだ宿泊する場所として、一泊700円で泊まれるとホリィセンに紹介された東池袋のりべるたんに泊まった。二泊する予定だったが結局三泊した。うち二泊は布団が与えられたが三泊目は布団がなかった。僕はハウスダスト持ちだから一泊目で喉と鼻をやられて以来まだ治っていない。

  • 渋谷の友人と飲んだ

渋谷ヒカリエの某企業に就職した友人と日本酒専門の飲み屋で飲んだ。当日その企業からお祈りメールが届いたので慰め会みたいになった。自己紹介で使った資料を見せたらそれは落ちるわって言われた。一次面接から自分のことについてあんまり喋ると良くないなと思った。

  • 港区の友人と飲んだ

港区に実家のある十年来の古いネットの友人と飲んだ。彼とはニュー速VIPで知り合い、自分より一つ年下なのにプログラミングがすごくできて、僕はそれを見てその道を諦めたのだが今考えると大誤算だった。彼はいろいろあって今は都内で働いている。プログラミングやウェブ・IT企業の話をした。あと新宿を案内してもらった。

国立東京近代美術館の横山大観展を観に行った。年々絵が下手になっていくのがわかる残酷な特別展だとTwitterで噂に聞いていたがそうでもなかった。初期の絵はテーマが突飛だが、しかしそれは絵が技術的に下手だったことの埋め合わせだったのかなあと思った。富士山のちっちゃい屏風を買えたのが良かった。

  • 映画を見た

池袋で『いぬやしき』を、新宿で『心と体と』と見た。前者は前日歩いた新宿の空を主役二人が飛ぶのが面白かった。後者は男女が夢を介してコミュニケーションしようとしている話で余韻になった。

  • 次回

次は5月16日に東京に行くので、行きそびれたルドン展と横浜新美術館のヌード展に行きたい。

京大マイコンクラブに入会しました

最近は思いついたらすぐ行動するようにしている。

本日KMCこと京大マイコンクラブに入会した。

www.kmc.gr.jp直接のきっかけは先日突撃した花見がKMCのもので、その後一緒に参加していた某から入会する意向であると聞かされたことだ。

しかし今の自分にはKMCに所属するべき構造的な理由があった。

これが一番の理由である。最近も id:uiureo さんと id:hydesis さんがというサービスを始めていて面白いと思う。

chai.giftバイト先では大きなプロジェクトがチーム単位で動いているけれど、それほど大掛かりでないサービスならば一人で作れそうである。自分もかつてゲームや動画を作っていたことがあったし、コツコツ地道に設計するのは嫌いではない。しかしサービスを作るにはプログラミング言語などを習得していなければならない。そこで、

  • プログラミングをちゃんと勉強したい

プログラミングは技能なので、習練と経験を積めばある程度はできるようになる。勉強やスポーツと同じだ。しかしそこで問題なのは継続できるかどうかだ。物事を継続するには外的にしろ内的にしろ動機づけが必要である。自分もそれで何度か挫折している。対してKMCはそれに相応しい環境だと思った。例えば、

  • 作ったものを評価してもらえる

サークルには同好の士が集まり、共通の話題を介してつながっている。それゆえサークルの名義で外部に公開する以前に、内部で評価しあう文化ができている。今日新歓に参加して、作品を公開しあう場があることを知った。このような場の存在は制作のモチベーションにつながるだろう。また、

  • 一定数の利用者が確保できる

これは将来サービスを運用する上で重要なことと考える。せっかくサービスを作っても利用する人が少なければサービスとして回らない。Twitterで沢山フォロワーがいるとかならまだしも、そうでない者にとっては軌道に乗せるまでが一苦労だ。ならばインターネットの集団に属するに如くはなし。アイデアという小企業に投資するための社会資本を得たわけである。あとは、

  • 本が読めたり施設が利用できたりする

部室にはプログラミングをはじめコンピュータ関連の書籍がたくさんあり、たぶん自由に読める。また強いCPUやグラフィックボードを積んだパソコンも利用できる。部室そのものも何か利用できるかもしれない。月千円の会費でこれはお買い得である。

だいたいこれくらいの理由で、KMCへの入会を決心した。実はKMCには3年前の新歓にも来ていて、その時は別のサークルに入ったのもあり入会を見送ったのだが、今このタイミングでとうとう入ることになった。構造的な理由があると、決断はいとも容易い。

ともあれKMCの会員の皆さんよろしくお願いいたします。

Amazon Echo Dotが届いたのですぐに英語を喋らせるようにした

知人がAmazon Echoを注文したというので調べてみると、4月3日から一般販売とのことでDotのみ1500円引きだったAmazon Echo Dotは招待制が始まって2000円引きだった時からリクエストしていたのだけど、去年の暮れに承認のメールが届いていて気付いた時には期限が切れていた。そこから割引なしでリクエストする気にもなれず、Google Home mini買うかという気持ちにもなっていたのだが、今回500円高いだけだったので大きな迷いもなく注文した。

スマートスピーカーが欲しかった理由はいくつかあって、一つは未来っぽいものを家に導入したかったこと、もう一つは英語を喋る練習がしたかったこと。最近は新しい商品やアプリが出ると可能なものは手に入れるようにしているのだが、Amazon Echoはそんなに高くないし投資としては妥当だと考えた。また僕はシェアハウスに住んでいるが、リビングにスマートスピーカーを置いたら住人や訪問者がAIと絡んで面白そうと思った。それから機械に対して喋るという異常なムーブをする以上、英語でもそんなに抵抗はないだろうと感じられ、英語を喋る練習相手としてスマートスピーカーは好都合だと考えていた。喋るということが大事であって、相手が機械か人間かは重要でない。最近はやっぱり英語は喋れた方がいいという気持ちがあって、注文の翌日に3月に受けたTOEICのスコアが公開されたが、案の定2年前より30点下がっていた。Listeningが350点ない。

それはともかく今朝Amazon Echo Dotが届いた。とりあえずテレビの脇のAirMac Expressの上に置いたが、コンセントがいっぱいで挿せなかったのでFire Stickを抜いた(このFire Stickも僕のものだが、住人の文化的生活に大いに貢献している)。スマートフォン上で設定し、日本語で軽くやりとりをした。それから言語設定を英語に設定し、ネットで質問文を調べて話しかけていた。たまに認識してくれないがレスポンスは概ね良好。

現在は自室に移してHip Hopを流させている。なお今この瞬間Amazon Echo Dotが青く光って反応したので何事かと思ったらAmazon EchoのテレビCMに反応していたらしい。

Alexaを殺してRaspberry Piのマイク付きスピーカー化もできたりするそうだが、当面はAlexaを英会話講師と仰いで親しくしたい。

2018年エイプリルフールやったことまとめ

株式会社はてなに入社

silloi.hatenablog.com

桐生あんずだいすきクラブを設立

桐生あんずだいすきクラブ

twitter.com

使ったもの

  • Gmail(アカウント取得のため)
  • Google サイト(プラットフォーム)
  • Twitter(画像をとってくる)
  • ペイント(簡単な画像加工)
  • Paint.NET(透明化などの画像加工)

元ネタ:ポケモンだいすきクラブ

林美月をYouTuberにプロデュース

 使ったもの

  • Twitter(画像をとってくる)
  • YouTube(デザインの下敷き)
  • ペイント(簡単な画像加工)
  • Paint.NET(レイヤー透過などの複雑な画像加工)
  • Firefox の開発ツール(YouTube上の文字をいじる、ディスプレイ設定等)

なお、本人によるとYouTuberデビューの意向はないとのこと 

各位、すみませんでした

誰も祝ってくれないので自分で誕生日パーティーを開いた

僕の誕生日は3月23日なのだが、新年度が近いからか毎年祝ってくれる人がいず、誕生日覚えておくと言ってくれた人間でさえそうなので(僕はそのことを決して忘れていない)、周りに期待するのはやめて自分でバースデイパーティーを開くことにした。

f:id:silloi:20180324231226p:plain

会場は自分の住んでいるサクラ荘二号館で、時間は当初午後6時からにしていたが8時に変更した。ポスターは一時間でほぼ出来たが地図の作図でもう一時間かかった。前日から大学の各領域でつながりのある人物に個人LINEを送りまくっていたが、直前なこともあり来れない人も多かった。結果的にサークラ勢が半数以上を占める見込みとなった。

自分へのメッセージを寄せたバースデイケーキを注文したりワインやクラッカーを買いに出かけたりした。牛肉や鶏肉も買うつもりだったが招待した客が作って持って来てくれたりその場で作ってくれるというので手間が省けた。机の配置を変えてDJブースみたいになるようにした。スピーカーを部屋から持ってきてセトリを作っていた。

7時頃から料理勢がやってきて、8時頃に京造勢やゼミの同学が来るなどして人が増えてきた。米を買い出しに出かけようとしたら客の一人が米5kgをちょうど持って来てくれて渡りに船だった。

 9時になると例会を終えたサークラ勢が押し寄せ、リビングは最大20名以上の人間でごった返し始めた。料理勢が絶えずハンバーグや鶏肉サラダ、ローストビーフなどの料理を提供してくれるので、客たちは食べ物に困らなかった。

f:id:silloi:20180324231933j:plain

 11時を過ぎたところでブースの準備をし、DJを小一時間やった。当初は大音量で流していたが周辺住民からの苦情への懸念から気持ちかなり小さめで進めることになった。前日に届いたパーティーLEDライトやはり良くて、証明を落としてこれを点けると会場がたちまち雰囲気になった。思い入れのある曲などを手際よく切り替える感じにできて良かった。

f:id:silloi:20180324232539j:plain

f:id:silloi:20180324232548j:plain

その後ケーキをまだ出していないことを指摘されて、冷蔵庫から取り出してホールを12等分した。切り分ける途中でバースデーソングを歌ってもらい蝋燭を吹き消したりした。なんやかんやでその場にいる客たちには何かしらのケーキが振る舞われた。

その後も残れる人は菓子を食べるなどしながら残り続け、明朝7時頃に全員が帰るなり就寝するなりした。

数えたところ合計26名の客が来ていた。参加費の代わりにプレゼントでもOKということにしたが、持ち込みが結構多くて用意していた食べ物が余り赤字になった。しかし人はちゃんと呼べば誕生日を祝ってくれることがわかったので、これからも祝われたい時は自分でパーティーを開くようにしたい。